【刺繍で玉止め!?】こっそり結んでほつれを防止しよう!【ほつれない糸始末その1】 

刺繍

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こんにちは、熊手ステッチです。

玉結びも玉止めもしない刺し方が基本の刺繍ですが、
よく洗うものや触るものはほどけないか不安ですよね。

そんなときは、内緒でこっそり結んでしまいましょう。
といってもふつうに結ぶのではゴロゴロしてしまいますので、
詳しい方法をご説明いたします!

それではスタート!

線の刺繍はほつれやすい

上の花のような面を埋める刺繍では、
通常の処理で何度洗濯してもほつれることはまずありません。

しかし、写真の茎のような線状の刺繍の場合は、糸始末も少ない糸に頼ることになり、
度重なる洗濯によってほつれる可能性があります。

こんな場合には、
刺繍の基本ではタブーとされている玉止めをこっそりやってしまいましょう(小声)!


ちなみに
写真の刺繍はハンガリー刺繍という種類のものです。
鮮やかなお花がとてもかわいいですよね~
ハンガリー刺繍の本を一冊置いておきます。
(こちらの図案は通っていたお教室でもらったものなので下記の本には載っていません)

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こっそり玉結びをする方法

まずは基本の糸始末(裏で絡めていく始末)をします。

基本の糸始末についてはこちらをご参照ください!
【糸の終わり方】刺繍の糸始末の方法【玉止めしないよ!】

次に、針をさらにとなりの糸に通します。
生地には触れず糸だけをすくうようにしましょう

針は引き抜かず、写真の状態でストップしておいてくださいね!

針先のほうに糸をくるっと一周掛けます。
二周以上かけると結び目が大きくなってしまうので、
必ず一周にしてください

掛けた糸を引いて、
針にキュッと沿わせます。

掛けたところを指で押さえて、
針を引き抜きます。

結び目ができました!
このひと手間でだいぶ丈夫になります。

このくらいのちいさな結び目であれば、
ゴロゴロしたりじゃまになったりすることはないですね。


この方法はほどけ防止のために私が普段やっていることで、
刺繍の正当なやり方ではありませんので、
ご理解の上ご使用くださいね!

ボンドで更に鉄壁

それでもまだとれないか不安に思う方は、
更にボンドを使います。
木工用ボンドか、布用ボンドでもいいでしょう。

楊枝など細いものの先にちょこっと取って、
始末した箇所にうすーーーく塗ればOK。

ここまでやれば鉄壁です。

まとめ

いかがでしたか?

先ほども書いた通り、正当な方法ではなく、
そんなことはしないでね、という先生も少なくないでしょう。

でも、刺繍って、
額に入れて触らず飾っとかなければいけないものだけではないよね。

バンバン使うようなものでも何度洗濯するようなものでも、
そこに刺したい!という気持ちを私は尊重したいと思っています。

そのためにはちょびっとだけルール違反をして、
刺繍を楽しめばいいんじゃないかなって思うんです。

みなさんがいろんなところで刺繍を楽しめることを祈っています。

それでは!



【YouTubeあるよ】
YouTubeでも刺繍の解説をしています。
もしよろしければご覧ください!


今日のやり方を含め、ほつれないようにする方法をこちらにまとめています。
よかったらご覧ください!
刺繍がほつれないように始末するには?【ほつれ防止の三つの方法!】

裏の糸のデコボコが気になる!チクチクしない裏処理が知りたい!
という方はこちらをどうぞ~
【服に刺繍】敏感肌も安心!裏がチクチクしない方法【ほつれない糸始末その2】

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