こんにちは、熊手ステッチです。
刺繍の始め方と終わり方は、
ずいぶん前に解説をしていますが…
【刺繍】ステッチの始め方【玉結びはしないよ!】
【糸の終わり方】刺繍の糸始末の方法【玉止めしないよ!】
ストレートステッチを筆頭に、
刺繍を少しだけ刺したい時って、
刺しあとが少なすぎて!
糸処理これであってるのかな?って不安になったりしますよね。
今日は一本のストレートステッチを例にとって、
少しだけ刺したときの糸処理の方法をご紹介しますね。
ストレートステッチって何ぞや?という方はこちら
【初心者】ストレートステッチって何!?【説明しよう】
それではスタート!
捨て糸は長めにとっておこう!

刺繍の最初の処理は捨て糸でしていきますが
(詳しい方法はこちら→【刺繍】ステッチの始め方【玉結びはしないよ!】)
刺す箇所が少ないときは糸を長めに残しておきましょう。
あとあととても重要になってきます!

捨て糸できたらそのままストレートステッチをして…

ハイ!ストレートステッチがひとつできました。
裏の処理はちょっと厳重に
さぁ、では裏の処理をしていきましょう。
やり方の基本はこちらと同じなのですが、
(【糸の終わり方】刺繍の糸始末の方法【玉止めしないよ!】)
刺し跡が少なくて、通すだけでは取れてしまいそうですね。
そんなときは…

わずかな刺し跡に糸を何度もからめてしまいます。
2~3回で大丈夫。

こんな感じで数回絡めて切ってください~
このときギリギリで切るとほどけてしまうことがあります。
5mmくらい残して切ってね!
捨て糸の裏処理
最初の長めに残した捨て糸もまだ残っていますね。

これも引いて裏に出しておきます。

ハイ。糸長いね。
刺し跡が少なすぎるために、
最初の捨て糸もまだどこにも絡まっておらず、
このまま切ってしまうとほどける可能性アリ。

なので、この長く残しておいた捨て糸に針を通し、
さっきの糸処理と同じように、
刺し跡に再度2~3回絡めます。
刺し跡にはいくつも糸が絡まっている状態ですが、
この場合は仕方なし。
負担をかけてごめんよ…

2~3回絡めたら切ってしまってok。
これもさっきと同じくギリギリではなく5mmくらい残してね!
もう糸ぐるんぐるんですが、
これでも玉止めと玉むずびをするよりは裏はスッキリするし、
ほどけません。
これで糸処理はおしまいです!
おわりに
いかがでしたか?
ちょっとだけ刺したときって、
いつもよりもほどけるか不安になるものですが…
この方法、ぜひ試してみてください!
【YouTubeあるよ】
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もしよろしければご覧ください!