こんにちは、熊手ステッチです。
服に刺繍をするのはすごくかわいいけど…
お肌が敏感な方やお子様の服の場合は、
裏がチクチクするんじゃない?って心配になりませんか?
それに、服地に刺繍するのって、ほつれないか不安になりますよね。
たくさん洗濯もするし、手で触ってしまうこともあるし。
今日はほつれるのを防止しつつ裏のチクチクも回避するような裏の処理方法をご紹介いたします!
それではスタート!
裏がチクチクしやすい刺繍
同じ刺繍でも、刺激になりやすいものとそうでないものがあります。
広く手芸店で売られている25番刺繍糸(写真の刺繍糸)は、
柔らかくて刺激になりにくい糸です。
細い糸が6本撚りになっている糸で、一本ずつ分けて好きな本数を合わせて使います。
この糸を2~3本取り合わせて刺していくようなものであれば、
細く柔らかいのであまり刺激になることはないかなと思います。
しかし、この糸を6本以上を取り合わせて太めに使う場合は注意です。
裏も糸が増えてもこもこしてしまい、
部位によっては刺激になってしまうかもしれません。
また、キラキラがかわいい金糸。
金糸はいろいろなスタイルがありますが、
どれもハリが強く、糸の質もかなりザラザラとしていて、
手で触っただけで刺激が強そうなのがわかります。
金糸を使う際には特に、今回ご紹介する方法を試してみてほしいと思います。
接着芯を準備しよう
今回の処理は接着芯を使います。
接着芯とは、生地の補強をするための補強材のことで、
不織布や綿でできています。
片面に熱で溶ける接着剤がついており、
アイロンで簡単に貼りつけることができます。
今回はこちらを裏に貼っていきますので、
厚さは薄手のものが良いと思います。
素材は一般的にポリエステル素材が多いです。
刺繍の箇所だけなので、少しのポリエステルくらいは大丈夫という方はどれを選んでも大丈夫です。
少しでもポリエステルが触れると刺激になる場合は綿素材のものを選びましょう。
裏の始末をしよう
それでははじめましょう!
まずは全てに基本の糸始末をしておきます。
基本の始末方法についてはこちらに詳しく書いてあります!
【糸の終わり方】刺繍の糸始末の方法【玉止めしないよ!】
終わったら、接着芯を刺繍の上に重ねます。
そのとき、接着剤のついている面を下に置きましょう。
光に当てるとキラっとするほうが接着剤のついている面です。
刺繍を覆う大きさになるよう形をとっていきます。
筆記具は鉛筆やチャコペンを使いましょう。
角はつくらず丸く形をとることがポイント!
形がとれたらハサミでカットしていきます。
カットができたら刺繍の上に置いてみましょう。
きちんと覆えてたらOK!
最後にアイロンで接着していきます。
この時、アイロンの温度は中程度にし、
アイロンを滑らせずに置くように接着していきましょう。
高温すぎると接着芯がきれいにつかないので注意です。
くっつきました!
これで刺繍は全部覆われているので、
糸がチクチクすることはありません。
裏なので鉛筆の下書きは残っていても大丈夫です~
まとめ
いいかがでしたか?
肌が丈夫な私でも、
金糸でがっつり刺した刺繍は刺激に感じることがありますし、
直接肌に当たるTシャツやポロシャツなんかにはとってもおすすめの処理方法です。
是非やってみてくださいね!
【YouTubeあるよ】
YouTubeでも刺繍の解説をしています。
もしよろしければご覧ください!
接着芯を使わないほつれ防止の始末方法もあります!
【刺繍で玉止め!?】こっそり結んでほつれを防止しよう!【ほつれない糸始末その1】
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