こんにちは、熊手ステッチです。
お裁縫では必ず糸の最後にする玉止め。
せっかくきれいにできても、
最後の玉止めが表面にピョンっと出たままになっていませんか?
とくに見える面に止めた場合は気になります。
その玉止め、隠しちゃいましょう!
玉止めは隠すことで見た目が美しく整うだけでなく、
止めたところが緩みにくく結果的に長持ちします。
そんなわけで、今日は玉止めを隠す方法を説明します。
それではスタート!
隠す方法の基本
玉止めの隠し方はどんな場合でもほとんど同じです。
基本は玉止めをした後で糸を引っ張って入れ込んでしまうこと。
生地の隙間がある場合はその隙間に、
隙間がなくても縫い目などがあればそこに、
玉を入れ込んでいきます。
生地を二枚縫い合わせたとき(まつりぬいなど)
このように生地と生地を縫い合わせた場合をご説明します。
縫い終わった時に玉止めをすると、表面に出ている状態になりますね。
(めっちゃおおげさに玉止めしました笑)
このままカットしてしまうと切った糸と玉が出たままになってしまいます。
ではこの玉止めを隠していきましょう。
玉止めの後で針は抜かずにそのままにしておき、
針を生地と生地の間の隙間に入れます。
表に響かない場所であればどこでも大丈夫です。
生地を針で拾わないようにしましょうね。
針はどこか適当なところから出し、糸を強く引いていきます。
あとでこの糸は隠れてしまうので、
場所はどこからでも、出しやすいところで大丈夫。
このまま糸を強く引いていくと玉止めが中に入っていきます。
玉止めが隠れたら糸を切っていきます。
少し生地がつれる(寄ってしまう)くらいにぎゅっと引いて、
そのまま糸を切ります。
そうすると…
玉止めは奥に隠れたまま、
切った糸も布の内側に入って見えなくなりました。
これで完成!
生地が1枚のとき(ボタンつけなど)
今度は生地が1枚のまま、ビーズやボタンなどをつけた場合。
写真はボタンをつけた裏側です。
ボタンなどを糸でつけたら針を裏に出し、
そのまま玉止めをします。
止めたら針は抜かず、
縫い付けた糸と生地の間を通していきます。
生地を拾わないように注意!
通せたら針を引き抜き、
そのまま糸をギュッと引いて玉止めを糸の間に入れ込みます。
全部入らなくても、なんとなく入ってるかな?くらいで大丈夫。
玉が入ったら糸をギリギリでカット!
全部は隠れなかったけど、
触ってごろごろするような状態ではないですね。
これでOK!
おわりに
いいかがでしたか?
どの場合でも、
見えないようなところに玉を引っ張って隠してしまうというのが基本です。
これをするだけで仕上がりのうつくしさも耐久性もUPするので、
ぜひやってみてくださいね!
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