アウトラインステッチのカーブはこうやる！【刺繍のコツ】

こんにちは、熊手ステッチです。

刺繍でかなりよく使うアウトラインステッチ。
直線はきれいにできるのに、
カーブの部分になるとなんだか変な仕上がりになってしまうことがありませんか？
図案通りに刺しているのに小さくなってしまったり、
ラインが潰れてしまったり。

今日はそんな方必見！
カーブのコツをお話していきます。



アウトラインステッチってどういうの？という方はこちらをご覧ください！
アウトラインステッチをしてみよう！【刺繍縫い方基本】

ゆるいカーブのとき

ゆるめのカーブのときは、
それほど気にしなくても大丈夫です。
具体的にはこの写真くらいのカーブですね。

5～6ｍｍ幅（通常の刺し方）で刺していますが、
問題なく美しく刺せています。

このくらいのカーブでも線が乱れる場合は、
ひと針が大きいかもしれません。
５～６ｍｍで刺してみてください。

急カーブのとき

難しいのはこのように急カーブのとき。

この急カーブを普通に刺してみると…
カーブが潰れてしまっています。

このようなときは、カーブのところだけ糸を刺す幅をかなり狭めていきます。
２ｍｍくらいの幅で刺してみると…

左が５ｍｍ幅、右が２ｍｍ幅です。
２ｍｍのほう、だいぶ形がきれいに見えてますね！
ちなみに直線のところはどちらも５ｍｍ幅です。


刺繍のステッチは全部同じ糸の幅で刺していかなければならないというイメージがありますが、
実際のところはステッチの種類によります。
実はアウトラインステッチは、
全部が同じ幅でそろえる必要性はあんまり無いんです。
直線のところは大きめでもきれいですし、
カーブのところは細かめにするとなめらかになる。
そのつど調整してみてくださいね。

ちいさなアルファベットは難しい

こちらの「ａ」。
こまかくアウトラインステッチをしましたが、文字がつぶれてしまいました。
小さな文字は急カーブが多く、どうしても難しいです。

これ以上細かくできない！でもきれいにもできない！という時は最後の手段。
私は刺し方自体を別のステッチに変えてしまいます。

右の「ａ」は、左と同じ図案をバックステッチで刺したものです。
はっきり文字が見えてますね。

おわりに

いかがでしたか？

カーブは刺す幅を調整することによって美しい線を作ることができます。
角度によって一番きれいに見える幅を見つけてくださいね！

どうしても無理なときは最後の手段を使いましょう…！


【YouTubeあるよ】
YouTubeでも刺繍の解説をしています。
もしよろしければご覧ください！

アウトラインステッチ、カーブも難しいけど角も難しいね！？と思っている方はこちらをどうぞ！
アウトラインステッチの角ってどうやるの？【曲がり方２パターン】

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