刺繍の後に接着芯を貼る方法とコツ【接着芯のやり方　その３】

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こんにちは、熊手ステッチです。

生地を選んで刺繍をして、
ポーチやバッグに仕立てようとしたとき。
刺繍は問題なくできたけど、
小物にするにはもうちょっと生地をしっかりさせたいなぁって思うことありますよね。

刺繍したあとで接着芯を貼りたくなった時、
そのまま貼っちゃっていいの？
なにかコツはある？

今日はそんな疑問を解決していきます！

それではスタート！

後から貼るときはどんな接着芯がいいの？

接着芯には、素材や厚さ、色など、用途によってさまざまな選択肢があります。
刺繍前に貼る場合は薄手でないと刺しにくいのですが、
刺繍後に貼る場合はどんなものでも大丈夫です。
なので、目的に合ったものをご準備ください。

特にこだわりがないという方は、
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裏地があるなら裏地に

刺繍後に接着芯を貼ることは可能ですが、
刺繍のない生地に比べれば貼りにくいことは確かです。

もし仕立てたいものに裏地をつける予定があるなら、
裏地に接着芯を貼り、
刺繍の面には何も貼らずに仕上げることをまず検討してみてください。

裏地のに芯を貼っただけでは厚さやしっかり度が足りないときや、
裏に使う予定の生地に芯が貼りづらい場合など、
やっぱり刺繍の入った面にも接着芯が必要だな！と思った場合は、
以下の方法で慎重に貼っていきましょう。

接着芯を貼ってみよう！

それでは貼っていきましょう！
生地は刺繍を完成させ、作りたいものの寸法どおりにカットしておきます。
生地にしわやヨレがある場合はここで一度アイロンをかけておきます。
接着芯を貼るときに生地にしわがあると、そのまま芯と一緒に固定されてしまうので注意が必要。
ぴっちりパリッと伸ばしておきましょう。

刺繍のアイロンのかけ方はこちら！
【初心者さんへ！】基本のアイロンのかけ方【刺繍の仕上げ】

次に接着芯を準備します。
接着芯は生地からはみ出ないように生地より一回り小さな大きさに切っておきましょう。

生地を裏返し、接着芯を中央に当てて芯を貼る位置を決めます。
接着芯はノリのついているほう（キラキラしたほう）を生地側に置きます。
これで貼る準備はＯＫ！

アイロンを温めましょう。
不織布の接着芯は高温だと温度が高すぎて溶けてしまいます。
かならず中温に設定しておきましょう。

いよいよ貼っていきます。
刺繍の位置に関係なく、中央からアイロンを当てていきます。
接着芯を貼るときはいつも同じですが、
アイロンは滑らせずに置くようにかけていきましょう。
まず中央に置いてみて、
ノリが溶けて芯がくっついたら少しずらしてアイロンを置きなおす、
というように、ぽんぽんと置いて行きます。

刺繍の部分にきました。
まずは他と同じように上からアイロンでおさえて様子を見ます。
糸の部分が浮いているようならアイロンの先などを使って浮きをおさえていきましょう。

糸の部分は立体的なので、
刺繍のすべてきれいに均等に接着芯に密着させる必要はありません。
少し浮く部分がのこっていたとしてもあまり気にしないで大丈夫です。
それよりは表を確認しながらアイロンをあてて、
周りの生地と同じように美しくしわがなく貼れているかを重視します。

全面に貼り終わりました！
これで接着芯の部分は完成です。
芯にはすこししわが入ってしまいました。

表側は大丈夫、ぴっちり伸びています。
これで接着芯の工程は終了！

このまま仕立ての続きに入っていきましょう。



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おわりに

いかがでしたか？

この方法をとれば、
刺繍した生地でもしっかりした丈夫な小物を作ることができます。
私もバッグやポーチを作るときには接着芯を貼っていますが、
パリッとしていて使いやすいですよ。

ぜひチャレンジしてみてくださいね！

【YouTubeあるよ】
YouTubeでも刺繍の解説をしています。
もしよろしければご覧ください！

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生地が薄くて刺しにくいよ！っていうときは、
刺繍をする前に接着芯を貼りましょう。

・ワンポイント刺繍の場合
ワンポイント刺繍の布がよれる時の解決法【接着芯のやり方　その１】

・刺したい刺繍はまぁまぁ大きいよ！っていうときはこちら
大きめ刺繍の布がよれる時の解決法【接着芯のやり方　その２】