こんにちは、熊手ステッチです。
このところチェーンステッチで面を埋める刺しゅうが流行中ですね!
大人気の樋口愉美子さんの図案に多用されるこの刺し方、
やってみるとうまく隙間が埋まらなかったり、
なんとなくチェーンがふわふわしてしまったり…
なかなか難しいです。
今日は、図案の中をチェーンで埋める順番や、
きれいに埋めるコツなんかをお伝えしていきます!
それではスタート♡
チェーンステッチの刺し方解説はこちら!
【基礎】簡単!チェーンステッチのやり方①刺し始め【樋口愉美子さんの図案に頻出】
【基礎】簡単!チェーンステッチのやり方②二針目から最後の処理まで【樋口愉美子さんの図案に頻出】
刺す順番はこう!
それではこちらの葉っぱの図案を参考に、
面を埋めてみましょう!
刺すときは真ん中からではなく、
周囲から埋めていきます。
ということで、まずは周囲を一周!
カクっと角を曲がりたいときは、
こちらの角の曲がり方の記事を参考に刺してみてください!
一周目ができました!
刺す方向もポイントの一つ!
輪郭がさせたらそのまま中に入っていきます。
一周目に沿うように二周目を刺していきます。
このとき、
一周目と逆の方向にまわるとうまくチェーンが収まるような気がします。
私は一周目は時計回りで刺したので、
二周目は反時計回りで刺していきます。
なるべく一周目と隙間があかないように、
チェーンの引きはすこし強めが良いと思います。
ふわっとした刺し方だとあまりきれいに埋まりません~
二周目ができました!
隙間がちいさくなってきたら
三周目はまた二周目と逆、
一周目とおなじ方向で刺していきます。
だいぶ隙間が狭まってきました。
もう角の部分を曲がりながら四周目を刺すのは大変そうですね。
角が曲がり切れなくなってきたら…
残った部分を埋めていきましょう。
とりあえず中心を直線方向に刺していきます。
中心に一本チェーンを入れてみました。
この図案はこれで大丈夫そうですね。
もし中心に一本チェーンを入れてまだ隙間がある場合は、
チェーンができるときは空いたところにチェーンをつけ足していきます。
チェーンがはいらないほどわずかに隙間があいてしまった場合、
ストレートステッチなんかを一針ちょっと足して、
隙間を埋めましょう。
糸を裏に収めて完成です!
おわりに
いかがでしたか?
今回は単純な葉っぱの図案でしたが、
動物のような複雑な形でも手順は同じです。
周囲から中に向かってぐるぐる刺して、
隙間がちいさくなったら中央にチェーンを一本。
場合によっては二本でもいいかも。
最後に小さな隙間をうめて完成です。
ぜひ刺してみてくださいね!
【YouTubeあるよ】
YouTubeでも刺繍の解説をしています。
もしよろしければご覧ください!
もしチェーンで困ったことがあったらこちらを見てみてください!
数針刺し直したい!というときのほどき方↓
【ほどき方】チェーンステッチをやり直したいときは
間があいちゃう、チェーンがつぶれちゃうときはこちら↓
【コツ】チェーンステッチが何か変!【きれいにできないときは】
チェーンがねじれてしまう!というときはこちら↓
【刺しゅう】チェーンステッチがねじれる理由とは【初心者】