大きめ刺繍の布がよれる時の解決法【接着芯のやり方 その2】

刺繍

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こんにちは、熊手ステッチです。
今日は接着芯の使い方その2です!

布をしっかりさせるのに便利な接着芯。
シャツやTシャツなど、生地が薄いor柔らかい場合、
枠を使っても生地がよれずに刺すのは難しいですよね。
そんなときは刺繍枠と接着芯のダブル使いで生地を補強しましょう!

でも、ひとことで「接着芯を使うよ」と言っても、
使い方や貼るタイミングなど、なかなかわからないもの。

実は、接着芯で補強した刺繍のやり方は、
刺したい図案の大きさによって使い方の工程が少し違います

刺そうとしている刺繍は…
刺繍枠よりも大きい→この記事を読み進めてくださいね!
刺繍枠におさまるサイズ→こちらをご覧ください!
ワンポイント刺繍の布がよれる時の解決法【接着芯のやり方 その1】


それでは、刺繍枠よりも大きな刺繍をするときに布がよれる解決法、
スタートです!

接着芯が必要どうかの判断に迷ったらこちらをご覧くださいね!
【刺繍】接着芯は必要?順番は?接着芯について解説!



接着芯を準備しよう!

接着芯にもいろいろと種類があります。

素材は不織布素材のものや綿素材のものがありますが、
不織布素材のほうが流通が多い印象です。
今回の用途ではどちらでも大丈夫です。

重要なのは厚みです。
刺繍の補助で使う場合は「薄手」を選びましょう
「普通」「厚手」だと針通りが悪く刺しづらいので注意です!

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刺繍枠は必須!

今回の工程は、生地を接着芯で補強し、
二枚いっぺんに針で刺してをしていきます。
そうすることで生地がしっかりし布がよれにくくなります。

なので、しっかり生地と接着芯を密着させるために刺繍枠は必須です!
お持ちの枠をご準備くださいね。

枠の選び方はこちら!
【刺繍初心者】おすすめの枠と適したサイズのお話

接着芯で補強しよう!

ではやっていきましょう!
今日はケイフファセットの無地の生地を使用していきます。

はじめに、ふつうの刺繍と同じように生地に図案を写します。
チャコペーパーを使った写し方→【初心者】刺繍の図案の写し方【基礎】
チャコペン・フリクションを使った写し方→【簡単】刺繍図案の写し方【チャコペン・フリクション使用】


次に接着芯を準備しましょう。
接着芯は図案がすっぽり隠れるくらいの大きさにカットします。
ギリギリよりは大きめのほうがいいですね。


カットできたら、
生地の裏から接着芯を当てます。
ここで注意点!ノリの面(キラキラしたほう)を内側にしましょう!


いい位置に置けたら布を表に戻し、
接着芯をしつけ糸で留めていきます

なるべく刺繍図案の線をよけて、
全体的にまんべんなくしつけをかけていきます。



次に刺繍枠をはめていきます。
接着芯ごと刺繍枠にはめます。



刺繍をしていきます。
接着芯もいっぺんに刺繍します。


枠を移動させるときは、
接着芯と生地がよれないように気を付けて刺していきましょう!


全部刺せました!
出来上がったら枠を外し、しつけ糸を全て外していきます。


生地を裏返してみると、
刺繍のところにしっかり接着芯が縫いこまれています。
周りの余分な接着芯はカットしていきましょう
少し余裕をのこしてカットしていきます。


カット出来ました!


カットができたらアイロンをかけていきます。
アイロンのかけ方は基本通り(【初心者さんへ!】基本のアイロンのかけ方【刺繍の仕上げ】)ですが、
1点だけ注意点があります。
刺繍部分は接着芯がはさまっているので温度を上げ過ぎないでください!
中程度の温度が適温です。



完成!
薄い生地でもよれずにパリッと刺繍できました。



裏もしっかりついてますね。



ってかカメラのホワイトバランスがバラバラですみません…!
画角に入る色によってかなり変わってしまうようです。


使用生地はこちらでした!

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おわりに

いかがでしたか?

この服に刺繍したいけど生地が薄いなぁとか、
Tシャツの広い面に刺したいけど伸びそうだなぁとか、
そんな場合にはこの方法を活用してみてくださいね。

それでは!

【YouTubeあるよ】
YouTubeでも刺繍の解説をしています。
もしよろしければご覧ください!



刺繍部分だけじゃなく全面的に生地をしっかりさせたい場合はこちら
刺繍の後に接着芯を貼る方法とコツ【接着芯のやり方 その3】

コメント

  1. […] ハンカチや服地などに刺繍したいけど、この生地は刺繍するには薄すぎるな~っていうとき。そんなときは接着芯の出番です。こういうときは全面に接着芯を貼る必要はなく、刺繍部分だけに接着芯を使えばOK。接着芯を挟み込みながら刺繍し、最後に刺繍の形にカットしましょう。(図案は川畑杏奈さんのものです!)詳しい方法はこちらに写真解説しています。・刺繍の図案が枠におさまる場合ワンポイント刺繍の布がよれる時の解決法【接着芯のやり方 その1】・刺繍の図案が刺繍枠よりも大きい場合大きめ刺繍の布がよれる時の解決法【接着芯のやり方 その2】 […]

  2. […] 生地が薄くて刺しにくいよ!っていうときは、刺繍をする前に接着芯を貼りましょう。・ワンポイント刺繍の場合ワンポイント刺繍の布がよれる時の解決法【接着芯のやり方 その1】・刺したい刺繍はまぁまぁ大きいよ!っていうときはこちら大きめ刺繍の布がよれる時の解決法【接着芯のやり方 その2】 […]

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