【図案あり】初心者におすすめ!シール感覚の簡単アップリケ刺繍【作り方その2】

刺繍

こんにちは、熊手ステッチです。

刺繍ってかわいいけど、
大きな面を埋めるのはなかなか大変。
そこで今日は、両面接着芯という道具を使います!
シールを貼るように布を貼り付けてその上から刺繍をするアップリケ刺繍の方法をご紹介。

こちらは初心者さんでもチャレンジできる内容になっていますので、
初めての方でも安心ですよ。

それではスタート!



両面接着芯を使わない方法はこちら。
今回の記事と重なる部分が多いです。同じ図案なので読み比べてみても面白いと思います。
【図案あり】切りっぱなしで簡単!フェルトでアップリケ刺繍【作り方その1】

端の処理を完璧に施した本格的なアップリケの方法はこちら
【図案あり】布端どうする?基本の布アップリケの作り方【アップリケ刺繍作り方その3】

アップリケとは?

まずはこの写真の作品の構成を見てみましょう。
グレーがかった布(土台布)の上に赤い布が縫い付けてあり、
さらに赤い布の中や周囲に糸で模様が縫い付けてありますね。

この赤い布の部分がアップリケです。
アップリケとは、生地の上に別の生地を縫い付けて形や模様を作る技法です。

このアップリケの上から糸で模様が縫い付けてあります。
この糸の造形の部分が刺繍ですね。

アップリケ刺繍とは、このふたつの技法を合わせたものをいいます。

さっそくチャレンジしてみましょう!



写真の図案はこちらから

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今回の使用図案

【図案あり】切りっぱなしで簡単!フェルトでアップリケ刺繍【作り方その1】で使用したものと同じ図案です。
今回もこの図案に沿って説明していきます。
手書きを写真に撮っただけの図案ですが、よろしければご利用ください。

・画像ダウンロードは個人利用のみ可能です
・こちらの作品をSNS等に掲載する際には「刺繍マニア!(https://haritoito.jp)」をご記載ください
・営利目的でのご使用、図案の二次加工、複製はお控えください
・ネット上に画像データ、印刷した図案のアップロードはお控えください



準備するもの

・土台の布
・アップリケ用の布
・アップリケ用の布に似た色の糸
・コピー用紙
・好きな色の刺繍糸
・両面接着芯
・アイロン

土台の布は刺繍できるものなら何でも大丈夫です。
何選んでいいかよくわかんないな~って方はこちらをご参照ください。
刺繍布の種類と選び方【麻(リネン)・綿など】

アップリケ用の布は、フェルトや薄めの綿の布がおすすめです。
手芸屋さんや100均に売ってるふつうのフェルトや、
パッチワークなんかに使う小さなカットクロスでいいと思います。
今回は花と葉で2色準備しました。

両面接着芯はなるべく薄手のものをご用意くださいね!
「薄手」と記載があるもの、またはよく透けるものを選びましょう。

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アップリケしてみよう!

まずは図案を写していきます。
チャコペーパーで写す→【初心者】刺繍の図案の写し方【基礎】
チャコペン・フリクションで写す→【簡単】刺繍図案の写し方【チャコペン・フリクション使用】
道具何もない!鉛筆でいく!→鉛筆でも刺繍図案は写せる!写し方と注意点をご紹介

アップリケの中は隠れてしまうので、外側だけ描いておきましょう。

図案が写せたら、アップリケの下に重なる部分を刺繍しておきます。
今回は茎の部分ですね。
ステッチのはじめ→【刺繍】ステッチの始め方【玉結びはしないよ!】
ステッチのおわり→【糸の終わり方】刺繍の糸始末の方法【玉止めしないよ!】
(以降各ステッチのやり方は後日追加していきます。)→追加しました!
アウトラインステッチ→アウトラインステッチをしてみよう!【刺繍縫い方基本】

アップリケの下に入る部分はすこしはみ出して刺繍しておきましょう


つぎにアップリケの準備をします。
アップリケの型紙を作りましょう。
コピー用紙に花と葉の形を写して切り取ります。


アップリケの形をカットしていきます。
先ほど作った型紙を使ってアップリケ用の布に写し、布をカットします。
同様に両面接着芯も花と葉の形に切っておきましょう。

写す道具は鉛筆かチャコペンがよいでしょう。
鉛筆ならごく薄く描きましょう。


アップリケの布に図案を下書きします。
こちらは鉛筆で写します(チャコだとアイロンのときに消えなくなるため)。
図案を見ながら薄く下書きしていきます。
今回の図案であれば葉脈や花芯の部分です。
フリーハンドでだいたい似せて写しましょう。


土台の布に両面接着芯とアップリケ布を乗せます。
両面接着芯はノリの役割ですので、土台布とアップリケ布の間に挟みます。
両面接着芯はアップリケからはみださないようにしたいので、
接着芯が出てしまうようなら少しカットして調整します


ちょうどいい位置に置けたらそのままアイロンで押さえます。
アイロンの温度は中度が適しています。
アイロンは動かさずアップリケの上に置き、
両面接着芯のノリを熱で溶かして接着しましょう



アップリケ布の上から刺繍していきます。
間に両面接着芯が入っているのですこし生地が硬く感じますが、
土台の布まで針が貫通するようにしっかりと刺します。
アップリケの端は土台の布まで針を通しましょう



刺繍ができました!
アップリケがしっかり密着していればこれで完成です。
(真ん中にフレンチノットを刺す予定だったのを忘れています)



より丈夫にしたい場合や花びらの部分が浮いてきて気になる場合は、
花の色と似た糸で留めていきます

(ここで中央のフレンチノットのことを思い出しました)

目立たないように、縫い方としてはたてまつりが良いでしょう。
たてまつりのやり方はこちら!
「たてまつりをしてみよう!」の項目を見てみてください!
名札もゼッケンもワッペンも!たてまつりの縫い方【まつりぬい基礎】


花びらを留めました。完成です!
(フレンチノット付け足しました)


おまけ
裏です。ご参考まで!




おわりに

いかがでしたか?

少しの刺繍でも豪華に見えるアップリケですが、
両面接着芯を使うことでより手軽に作ることができます。

これならどんどん貼って作品作りがはかどりますね。

ぜひチャレンジしてみてください。


【YouTubeあるよ】
YouTubeでも刺繍の解説をしています。
もしよろしければご覧ください!



素材別のアップリケ比較してみました!
布がいい?フェルトがいい?アップリケ徹底比較!【アップリケ刺繍】

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