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こんにちは、熊手ステッチです。
今日は基本的なアップリケの方法をご紹介していきます。
これまで2つの方法をご紹介してきました。
フェルトのアップリケの方法
(【図案あり】切りっぱなしで簡単!フェルトでアップリケ刺繍【作り方その1】)
両面接着芯を用いたシール感覚のアップリケの方法
(【図案あり】初心者におすすめ!シール感覚の簡単アップリケ刺繍【作り方その2】)
この2つの方法は布の端の処理をせずに切りっぱなしで貼り付けるアップリケの方法です。
今日はこのような切りっぱなしの方法ではなく、
端の処理をきちんと施したアップリケの方法をご紹介していきます。
今日ご紹介する方法は手縫いアップリケの基本であり、
どんな場合でも応用できる方法です。
もちろん刺繍も合わせていきますよ~!
一緒に基本のアップリケをマスターしていきましょう!
それではスタート!
使用図案
今日もこちらの図案で作っていきます。
手書きを写真に撮っただけの図案ですが、よろしければご利用ください。
・画像ダウンロードは個人利用のみ可能です
・こちらの作品をSNS等に掲載する際には「刺繍マニア!(https://haritoito.jp)」をご記載ください
・営利目的でのご使用、図案の二次加工、複製はお控えください
・ネット上に画像データ、印刷した図案のアップロードはお控えください
準備するもの
・土台の布
・アップリケ用の布
・アップリケ用の布に似た色の糸
・好きな色の刺繍糸
・しっかりした紙(ケント紙、お菓子の箱など)
・アイロン
・まち針
土台の布は刺繍できるものなら何でも大丈夫です。
何選んでいいかよくわかんないな~って方はこちらをご参照ください。
刺繍布の種類と選び方【麻(リネン)・綿など】
アップリケ用の布ですが、今日の方法では厚めのものは向きません。
普通地くらいの厚み(ふつうに生地屋さんにたくさん売っているようなもの)がちょうどいいです。
今回は花と葉で2色準備しました。
フェルトでアップリケをしたい場合はこちらの方法で!
【図案あり】切りっぱなしで簡単!フェルトでアップリケ刺繍【作り方その1】
紙は型紙に使います。
ポッキーやたけのこの里の箱くらいの厚みが理想的です。
カレンダーの紙でもいいかな。
私は今日はコンタクトレンズの箱を使います。
購入するなら「ケント紙」がおすすめです。
高級ケント紙 180k A4 50枚 209.3g/m2 あす楽 普通紙 OA用紙 画材用紙 印刷用紙 製図用紙 価格:778円 |
アップリケをしよう!
はじめの方は今までご紹介した方法と同じ。
まずは図案を写していきます。
チャコペーパーで写す→【初心者】刺繍の図案の写し方【基礎】
チャコペン・フリクションで写す→【簡単】刺繍図案の写し方【チャコペン・フリクション使用】
道具何もない!鉛筆でいく!→鉛筆でも刺繍図案は写せる!写し方と注意点をご紹介
アップリケの中は隠れてしまうので、外側だけ描いておきましょう。
図案が写せたら、アップリケの下に重なる部分を刺繍しておきます。
今回は茎の部分ですね。
ステッチのはじめ→【刺繍】ステッチの始め方【玉結びはしないよ!】
ステッチのおわり→【糸の終わり方】刺繍の糸始末の方法【玉止めしないよ!】
(以降各ステッチのやり方は後日追加していきます。)→追加しました!
アウトラインステッチ→アウトラインステッチをしてみよう!【刺繍縫い方基本】
アップリケの下に入る部分はすこしはみ出して刺繍しておきましょう。
ここから今までご紹介した方法と内容が変わります。
アップリケの型紙を作っていきます。
しっかりした紙と図案を用意しましょう。
しっかりした紙の上に図案をのせて、
アップリケの部分をボールペンなどで強めになぞります。
今回だと花と葉の部分ですね。
図案を外してみると、
しっかりした紙の方に花と葉の跡がついています。
この跡に沿って切り取ると、
花と葉の型紙ができます。
跡が見にくければ鉛筆などでなぞって線をはっきりさせてから切りましょう。
アップリケの布を切っていきます。
さっき作った型紙をアップリケの布の上にのせて、
一回り大きめに下書きをします。
7mmくらい大きめにしましょう!
大きめに下書きした線に沿って生地を切っていきます。
アップリケの布に似た色の糸で、
カットした生地の周囲を縫っていきます。
生地の端から2~3mmのところを縫います。
はじめは玉結びします。
玉結び苦手な方はこちらを見てみてください~
【百発百中!】失敗しない玉結びのコツ【針に巻くやり方】
一周縫えたら、玉止めをする前に、
さっき作った型紙を生地の裏側の真ん中に置きます。
そのままギュッと糸を引いて、
型紙に生地を沿わせましょう。
ぴったり沿ったらそこで玉止め!
玉止めのコツ→【簡単】失敗しない玉止めのコツ【やり方】
ここまで出来たらアイロンで生地を固定します。
型紙を挟んだままでアイロンを当てましょう。
温度は高温で!
アイロンをかけたら、周囲の糸はそのままにして、
型紙をはずします。
ちょっと取りにくいかな?エイっと取っちゃってください。
アップリケの形の布ができました!
これを土台の布に縫い付けていきます。
土台の布にのせてまち針でとめ、
周囲を縫い留めていきます。
たてまつりでちくちく…
たてまつりのやり方はこちら!
「たてまつりをしてみよう!」の項目を見てみてください!
名札もゼッケンもワッペンも!たてまつりの縫い方【まつりぬい基礎】
アップリケができたら、中の刺繍をします。
鉛筆を使ってフリーハンドで図案を描いて…
上から刺繍を刺していきます。
土台の生地までしっかりと刺します。
刺繍ができたら完成!
なかなか工程が長いですね~~~
裏はこんな感じ。
おわりに
いかがでしたか?
たくさん工程がありますが、
そのぶんしっかりした作りになりますよ!
ちょっと大変ですが、
是非チャレンジしてみてくださいね!
【YouTubeあるよ】
YouTubeでも刺繍の解説をしています。
もしよろしければご覧ください!
素材別でアップリケの比較してみました
布がいい?フェルトがいい?アップリケ徹底比較!【アップリケ刺繍】
コメント
[…] こんにちは、刺繍作家のマユコです。刺繍ってかわいいけど、大きな面を埋めるのはなかなか大変。そこで今日は、両面接着芯という道具を使います!シールを貼るように布を貼り付けてその上から刺繍をするアップリケ刺繍の方法をご紹介。こちらは初心者さんでもチャレンジできる内容になっていますので、初めての方でも安心ですよ。それではスタート!両面接着芯を使わない方法はこちら。今回の記事と重なる部分が多いです。同じ図案なので読み比べてみても面白いと思います。【図案あり】切りっぱなしで簡単!フェルトでアップリケ刺繍【作り方その1】端の処理を完璧に施した本格的なアップリケの方法はこちら【図案あり】ほつれない!基本のアップリケの作り方【アップリケ刺繍その3】https://haritoito.jp/2020/08/28/applique-kihon/ […]
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